平成15年10月9日 ツアーの見学内容
ツアー案内 見学実施内容
テーマ 『帝国海軍の遺産と現状 』 〓 来年の日露戦争百年を前に先人の偉業を学ぶ 〓
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自衛隊横須賀総監部
1.砕氷船 「しらせ」
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通常であれば一般人は入る事のできない自衛隊の総監部へ、特別に見学許可を得て見学させて頂きました。見学の艦艇は、砕氷船「しらせ」、掃海艇「ゆりしま」、そして昼食の横須賀基地名物「海軍カレー」も大きな楽しみ。 やはり横須賀は自衛隊の地、日本の守り。護衛艦、補給艦、砕氷船等いろいろな目的の艦艇が整然と並んでいました。案内の総監部の自衛官の方は、にこやかな中に稟とした態度で私たちを艦艇へ、食堂へと導いて下さいました。艦艇内の案内の方、乗組員の方も、親切な中にキビキビして、自衛官としての誇りを感じさせる、清々し方々でした。
「しらせ」が自衛隊に所属する船だと知りびっくりすると同時に、艦内を見させて頂きその大きさ、各種設備、階段上下の厳しさにもびっくりさせられました。又、南極までの厳しい航海の話し、南極での自衛隊員の活躍の話し、寄港地各都市での親善交流の話し、海洋観測の一翼を担い大活躍をされている話し等を聞かせて頂きました。 しかし、南極で自衛隊員が丹精こめて作業されている数多くの観測基地建設、保守、拡充の事が、一切マスコミで報じられていないで、私たちが知らない事がたくさんあるのにも愕然とさせられて、いかにマスコミ報道が偏っているものであるかを、今更ながら思い知らされました。 しらせ 後部 しらせ 食堂 説明受け しらせ 艦橋 しらせ 甲板
しらせ 後甲板
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2.掃海艇 「ゆりしま」 | 掃海艇「ゆりしま」を見学させてもらいました。この掃海艇はペルシャ湾へも派遣され、機雷除去に活躍した艦でした。艦内を案内してもらい、掃海に必要な基本設備、最新設備をみさせて頂きました。艦艇は非磁性確保のため木製です。木製の掃海艇は日本でしか作れないスグレモノで、外国では真似ができないそうです。 掃海艇の乗組員の、掃海に対する厳しい廉度はすばらしく、説明員も胸を張って説明しておられました。 見学の最後に再び艇長はじめ総員での見送りを受け、特に総員帽振れの礼には参加者一同感激しました。
ゆりしま 総員出向迎え ゆりしま 艦前での記念撮影 ゆりしま 前甲板 ゆりしま 舳先 ゆりしま 総員見送り (帽振れの礼) ゆりしま 後部 |
3.海軍カレー
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昼食に、全員、申し込みをしていた「海軍カレー」を食べました。なかなかコクのある美味しいカレーでした。これが有名な海軍カレーかと感激ひとしおでした。食事後皆で隣の広めの売店へ移り、ここでしか買えないものを探して記念に購入していました。 |
【総監部を見学終了して】
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横須賀総監部の見学を終了して、機密保持という条件のある中で、親切丁寧に案内して下さった事に感謝すると同時に、日本の安全を守る大切な任務を体をはって遂行して下さっている雰囲気をつぶさに見て、大変有り難く、頼もしく感じました。 ただ、自衛隊の基地のすぐ目と鼻の先に、米軍の横須賀基地があり、なぜ日本なのに米軍がここに居るのか、と疑問を抱いたのは私一人だったでしょうか。やはり自国を守るのは自国の軍隊であるべきで、できるだけ早く日本の自立、独立をするためにも、日本を弱体化させる目的で作られた日本国憲法を即刻廃止して、本来の天皇陛下を中心とした国のあり方を明確にし、国民としての権利と義務を明記し、国民が祖国に誇りを持ち祖国を素直に愛する事が精神を取り戻すため、日本のための、日本人のための、日本人による憲法を早急に作る必要があると、強く強く感じました。
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記念艦 「みかさ」 |
「みかさ」での見学は次の通りでした。 1.映画「日本海海戦」鑑賞 2.艦内展示室、展示物の見学 両方とも、「みかさ」の運営役員の方の、熱の籠もった、すばらしい説明と案内をして頂き、最初に「日本海海戦」の映画のダイジェスト版も鑑賞し、今まで艦内を見学した時とは全然違って、乗組員の水兵の息遣いまで聞こえてくる様な、新しい感動を覚えた見学でした。いつもは見学できない最後部の東郷平八郎元帥の肖像画の掲げてある部屋も見学させてもらいました。 説明受け (三笠の歴史、日本の歴史) みかさ 前甲板
みかさ 最後部 東郷司令官室 東郷平八郎閣下の銅像前にて |