相模原支部 定例行事

── 支部定例会 平成13年10月14日 ──



場所   橋本公民館 (SATY 6階)

時間   午後2時 〜 5時

講師   奈良保男氏

テーマ  「戦後朝日新聞の転向」

 

格子なき牢獄図

GHQによる精神的武装解除工作
<「格子なき牢獄」に追い込まれた日本の姿>

8月15日で武力戦は終わった。しかし精神的武装解除の新しい戦いは7年間続いた。 「格子なき牢獄」に追い込まれた日本の姿は次の様に現せるのではないか。

 

占領政策の基本となったもの

"War Gilt Information Program"
「戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝工作」
言論・出版に対する圧力
<ポツダム宣言受諾の「有条件降伏」であった日本の降伏を、
「無条件降伏」であったと思わせる工作をした上で >
CCD 「民間検閲支隊」を全国4ヵ所配備
  @ 新聞・ラジオの検閲指令 (S20.9.10)
A 通信社・新聞社等への発行停止処分 (S20.9.14〜19)
B 「太平洋戦争史」の新聞連載 (S20.12.8〜17) 、出版 (S21.4.5初版)
C 「真実はかうだ」ラジオ放送 (S20.12.9から10週) 、出版 (S21.8〜)


教育改革
<五段階の教育制度見直し >
 

@ 五大改革指令
   婦人参政権、労働組合結成、
   教育自由主義化など
             (S20.10.11)
A 四大教育指令
   教職追放 (S20.10.30)
   神道指令 (S20.12.15)
B 教育使節団来日 
   教育制度、言語簡略化など
   勧告  (S21.3)
C 教育基本法制定(S22.3.31)
D 教育勅語失効・排除決議
            (S23.6.19)

言論・出版に対する圧力
<ポツダム宣言受諾の「有条件降伏」であった日本の降伏を、 「無条件降伏」であったと思わせる工作をした上で >
◎CCD 「民間検閲支隊」を全国4ヵ所配備
 

@ 新聞・ラジオの検閲指令 (S20.9.10)
A 通信社・新聞社等への発行停止処分
                  (S20.9.14〜19)
B 「太平洋戦争史」の新聞連載 (S20.12.8〜17)
                 出版 (S21.4.5初版)
C 「真実はかうだ」ラジオ放送 (S20.12.9から10週)
                出版 (S21.8〜)

戦争責任の追及
<大東亜戦争を日本の一方的
侵略戦争・犯罪行為と断罪。
治安維持法の廃止強要>
 

@ 戦争犯罪人指名・逮捕
     (S20.9.11以降)
A 政治犯の即時釈放、思想警察等
   機関の廃止・関係官吏の罷免
   自由弾圧法規の廃止・停止
     (S20.10.14)
B 公職追放 (S21.14)
C 極東軍事裁判 (S21.5.3)
  各地戦犯裁判開始 (S20.10.29マ
   ニラ〜26.4.9豪州マヌスで終了 )


GHQ主導の新憲法制定
<約一週間で作ったGHQ案の翻訳憲法 >
  @ 内閣原案を拒否、戦争放棄のGHQ案を提示 (S21.2.13)

A GHQ案をもとに憲法改定案作成 (S21.3.6)

B 帝国憲法改正手続きに基づいているとカムフラージュして
  米軍の銃剣の圧力の下に新憲法国会可決
    (衆院S21.8.20 、 貴族院S21.10.6)

C 昭和21年11月公布、 22年5月施行

 

 


 

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